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FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか? 利回り100%の外貨投資戦略
価格:¥ 1,554(税込)

【俺達の評価】
3.5点(5点満点)
【俺達はこんな本も買っている】
外貨崩落 生き残る人は知っているもう1つのシナリオ ~FX、外貨預金、外貨投資信託 崩壊 円キャリー・トレード
【俺達のコメント】
01. 煎じ詰めれば、この本のメッセージは、この2点でしょうか。
○9勝1敗でも大負けすれば、投資をやめなければなること
がある。
→だから、損切り(ストップ・ロス・オーダー)は不可欠
○損切りは早く、利は伸ばせ
→損切りと利食いの比率は、1対2にすべきで、その逆は
確率的に負け

いずれももっともな主張(1対2の数値は別にして)なのですが、
文章的にいえば、もっと分かりやすく、簡潔にメッセージを伝え
られると思います。読んでいて、少々イライラしました。

02. FXに慣れてきた人たちが、自分のトレードスタイルを見直すのに適した本である。

これまで誰でも勝てた相場で何となく勝っていた人や、サブプライムで痛手を負った人は一読する価値があると思う。
内容は浅く広くではあるが、メンタル面、テクニカル面などルール作りで重要となるポイントはしっかり抑えられているので、これらを参考に自分のルールを見直してみてはどうだろうか。

ただ、著者は本書の中で
「デイトレとスキャルピングでは勝てない」
と、自分の主観を一般論のように断定しているところがマイナス1ポイントとした理由である。

おそらく著者はデイトレやスキャルピングが苦手なのであろうが、
現在のように方向感のない不安定な相場においてはデイトレの方が安全だと思うし、
自分のルール通り淡々とトレードし、デイトレで確実に儲けている人を私は数多く知っている。
もちろん、デイトレの方が難しいと感じる人も多いだろうが、
要は自分に適しているトレードスタイルで結果が出るルール作りをすれば良いのだ。

頭ではわかっていてもなかなか実践できていないことや、普段忘れている事が書かれてあるので、これらを実践するだけでもパフォーマンスは改善されるのではないだろうか。

03. このレビューを書いているのは、この本の発売から1年後の2008年1月である。
すでに昨年夏を境に日本円にとって
有利に円キャリー取引を行えた円安ドル高基調だったはず相場は
逆に円高ドル安になっています。
この本に後押しされてFXを始めた人は、
わずか半年後には事態が急変したわけですが、はたして適切に対処できたのか甚だ疑問です。

04. 最初にこの本に書かれている戦略の部分を知ってから、戦術的(実践的)な本を読んだほうがよいと考えます。

05. FXで勝つには結局のところ適切なポジジョン管理と売買手法の確立が必要であるが、本書は利益は大きく損失は限定するという原則が述べられているだけで、具体的な売買手法についてはほとんど語られていないため、実用性に乏しい。
相場に取り組むスタンスの確立と関係しては若干参考となる内容もあろうが、これは書籍の内容をそのまま受け入れるというよりは、自分自身が売買の中で確立していくもので、そうでないと身に付いたものにはなりにくいだろう。

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