思想・社会


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哲学の謎 (講談社現代新書)
価格:¥ 735(税込)

【俺達の評価】
4.5点(5点満点)
【俺達はこんな本も買っている】
無限論の教室 (講談社現代新書)
【俺達のコメント】
01. 平易な言葉で分かりやすい理屈が延々と続く、そんな哲学書です。
1文1文は分かりやすい理屈で、あっという間に読み終えるかも知れません。
その点では『ツチヤ教授の哲学講義』に通じるものがあります。
しかし、考えて納得しながら読もうとすると、前に進めなくなります。
納得するまで自分で考える。
これが哲学で最も大切なことであると同時に、哲学者の名前と学説の暗記の
ために哲学の本を読むのは止めた方がいいよ、という著者の声かもしれません。
この本をきっかけにさらに難しい哲学書を何冊も読んでから、もういちどこの本を
読み返すと別の視点が見えてくるはずです。
逆に言うと、この本だけで考えようとしても限界があると思います。
入門書であると同時に、折に触れて何回も読み返すべき本であると思います。

02. 哲学者や専門的な用語は出てこず、哲学の歴史については学べないが
対話形式で書かれており非常に読みやすかった。
哲学の醍醐味、真髄を分かりやすく簡単に知ることが出来る本である。

本の内容は世の中で役に立ちそうにないが、逆に、短い人生の中で役に立つ
知識だけが良い人生を送るのに必要な要素でもないと思う。
直接的に役に立たないからこそ純粋に楽しめると思うし、人間特有の営み(理性)の
大切さが実感できる。

そんな哲学の世界に入っていくのにとても良い入門書だ。

03. いわゆる王道の「哲学」を簡単に学べる本。
内容は対話形式で進むので非常に読みやすい。
哲学とは自己との対話なのだと再認識させてくれる本です。

哲学の入門書としても◎。

04.  哲学入門の本は今までいくらか読んできたけれども、ここまで親しみの持てる本は少なかったように感じます。哲学関係の本の項をめくれば、必ずと言っていいほど難解な語句が嫌というほどちりばめられているものですが、この本はそう言った類いの文句はほとんどなく、安心してさらっと読みこなす事が出来ます。また、対談のような方式を取っており、タイトルの恐ろしく壮大なイメージとは違って、とても分かりやすいです。
 内容はごく身近な当たり前の概念や感覚を解剖して、いったいどこでそのような理解が生じるのかと原因の追求をしていく形を取っています。例えば、
 『夕日は私たちから見れば赤いが、人間が絶滅し赤を認識できない生物、もしくは私たちが認識できる以上の色を知る生物のみが生き残り夕日を見たとき、夕日は赤いのか?』
 といった認識の問題テーマから、規範の成立や言語の不確かさなど、それまで抱いていた価値観や世界観を大きく揺さぶられる興味深いテーマばかりです。哲学という言葉から感じさせられる学問臭さなど微塵もありません。
 一読に値するいい本だと思います。

05. 対話編で書かれた、簡単な哲学の本。
といっても、難しい哲学者の名前などは一人も出てこず、また難しい用語も出てこないので安心して読める。

日常の言葉で、周りにある哲学的命題をわかりやすく投げてくる。
例えば、認識の問題、記憶の問題、自由意志の問題など。

どれも、根本的な問題であって、考えるに値するものである。
暇なときに、投げかけられた問いをじっくりと考えてみるのもいいだろう。

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