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<業界の最新常識> よくわかる医療業界 (業界の最新常識)
価格:¥ 1,365(税込)

【俺達の評価】
4.0点(5点満点)
【俺達はこんな本も買っている】
<イラスト図解>病院のしくみ
【俺達のコメント】
01. ほんとうに片隅だと思いますが、医療業界で仕事をしている身として、振り返ってみると病院、あるいはそれを取り巻く環境をあまりにも知らなさすぎると思い、入門書の意味合いで購入。案の定自分の無恥さを改めて知りました。医療業界を取り巻く、流行りの言葉、基本となる業界が詳しく記載されている。MRとかまったく存在意識したことなかったなぁ。また最近の政府の動向も改めてイメージがつかめた気がします。客観的に見た、IT化、電子カルテ化のメリットも見直せた気がする。入門書としては最適だと思います。病院の方々と接する機会のある人は是非一読しておくべきだと思います。

02. 医療をとりまく様々な情報・知識を幅広くとりあげてくれている。たしかに医療の矛盾については語られていないかもしれないが、医療業界とは何かを勉強し始めた入門者にとっては参考になる記述が随所に盛り込まれています。医療現場で働いているのか、医療制度の問題に取り組むのかでは、まったく思考スタイルが違うので一概にこの本がいい悪いは評価できないと思います。

03. 本書は医療業界を浅く広く解説している。また、丁寧に作られた本だとも思う。

大雑把に医療業界を把握するには適しているが、業界にいる人にとっては少々物足りないのではないかと思う。

ほとんどがオモテの話でウラの話にはほとんど言及されていない。

ウラの話とは何か?

一例をあげれば矛盾だらけで不自然極まりない医療行政の問題がある。
現在、医療業界を牛耳っているのは厚生労働省であることは疑いようもない事実だが、彼らについての記述はきれいごとで終始している。もう少し本音を書いても良かったのではないか?

現在厚生労働省が強引に行っている、1)院外処方の推進(年間3兆円以上の医療費増加を伴う)と2)ジェネリック医薬品の推進(医療費抑制を大義名分としている)という二つの矛盾する政策の真の理由については多少ぼかしてでも良いから書くべきではなかったか?

この二つの矛盾する政策はの本質は医療業界の二つの新興勢力、すなはち1)調剤薬局業界と2)ジェネリック医薬品業界に対するあからさまな利益誘導的な政策だということは多くの医療業界の人間が感じていることだ。

これらの矛盾した政策により厚生労働省の人達はすでにメリット(天下りなど)を受け始めているし、国民はデメリットを強いられている。

ただこの本について言えば、著者はいわゆる医療コンサルタントといわれる人達なので、このあたりの内容が限界なのかもしれないとは思う。

04. 私自身17年も医療業界に特化して関わってきたにも関わらず、今回の本を読んで知らない事の方が多いのには参りました。
あいまいに知っているという事と知って理解しているのとではビジネスにおいては天と地ぐらいの差があります。
この日本でも最も参入しにくいと言われている医療業界には金の卵が眠っています。これを掴み取るきっかけになる本だと思います。はっきり言ってあまり他の業界の人に読ませたくないですね。


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