哲学・思想


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武士道 (PHP文庫)
(岬 龍一郎)
価格:¥ 520(税込)

【俺達の評価】
4.5点(5点満点)
【俺達はこんな本も買っている】
葉隠入門 (新潮文庫)
【俺達のコメント】
01. 時代の違いを感じるところはあるにせよ、日本人の民族性をかなり適切に分析した本であり、この「日本人らしさ」というアイデンティティ的なものが失われつつある現代にこそ必要な本であると思う。
ただ、忠義の点などは時代の違いからなのか、私が個人的には受け入れられないところもあるので、その分、星を控えた。

02. 著者・新渡戸稲造氏曰く、
「武士道は、日本の象徴である桜花にまさるとも劣らない、
日本の土壌に固有の華である。(中略)
それは今なお、私たちの心の中にあって、
力と美を兼ね備えた生きた象徴である。」

桜花は、
今もなお、日本の美しい春の象徴として浸透しているけど、
日本人の独特の根底になっているはずの武士道は
日本の土壌に根付いているのだろうか?

マスコミによって(作られている)姿や情報は、不安にさせる。

まずは、自分自身の姿勢を正すことからはじめいた。
自分じぶん・・・ではなく、品格を育みたい。

五常の徳:「仁・義・礼・智・信」
仁:思いやり
義:正義の心
礼:礼儀・礼節
智:叡智・苦痛
信:信用・信頼

八つの徳::「仁・義・礼・智・信・忠・孝・悌」

03. よくわかりませんでした。
なぜ、これほどまでに、一時期騒がれたのかも。
心に引っ掛かる言葉も、ほとんどありませんでした。
う〜ん、なんでしょうねぇ。

04. 言わずとしれた名著。「武士道」とは多義性のある言葉だが、この本よれば武士道とは日本特有の文化を指している。一般にイメージされる単なる荒くれた観念ではない。有名な人物とエピソード、格言、影響を受けた思想と宗教など文化と日本というものを叙述している。この書はそもそも海外に出すもののせいか、他国との比較して書かれている。

05. 「武士道」というと、とても古く封建主義的な響きがします。しかしながら新渡戸稲造が明治に
記した英文になる「BUSHIDO The Soul of Japan」を約した本書を読めば、現代を生きる私達の
精神・思想の根底にも武士道が深く根付いていることが分かると思います。
武士を表現するにあたり、単に「腹切り」などということに収まらず、象徴的なその行為へ
至る思想を「義・勇・仁・礼・誠」などの多方面から分析されています。
何故、日本人の内なる道徳律に従って明らかに「卑怯者」や「恥」という言葉が、今尚残っている
のか、そして現在の社会のあり方でなんとなく不満に思えるものの根源には、何が残滓として
存在しているのか、そんなことを自然自分の中に考えるための素材を本書は残してくれます。
これからも、世の中の主流の価値観は「拝金主義」で「やったもの勝ち」といった流れは大きく
変化することはないと思いますが、それでも本書を読んで、自分の中に「人としての正しい行い」を
意識する種を植え付け「打算や損得を離れて」行動できるように常に準備しておくことの重要性を
本書は教えてくれます。
世の中に流されて自分自身を見失いかけている方などは必読の書と言えるでしょう。

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